心の浄化。怒りなどの雑念との向き合い方。


『「自分」を浄化する座禅入門』。
小池龍之介さん(私と同い年の僧侶さん)が丁寧に教えてくれる座禅の入門本です。

読んだのはもう1ヶ月以上前。その時「むむ描きたい」と思ったマンガ、やっと描きましたー
わきおこる喜怒哀楽との対面……パッと読むだけだと単なる座禅の失敗例にも見えるけどね(笑)



このマンガだけだと誤解あるかもしれないので、書籍よりエッセンスを抜粋。


・雑念を放牧して、呼吸を見つめる。意識する。
・例えば「怒りはよくない」等の価値観に執着すると「自らの怒りに対する怒り」が混入してよけいイライラしたり性格が屈折してしまうかも。
・「怒っているんだね」「悲しいんだね」「わかっているよ」と子供の話を聞くように。
・不幸の原因は、ものごとに慣れて飽きてしまう心の習性。(だいぶ昔に書いた「進化は常に正しいと限らない、でも人間は進化を目指すのだろうなぁ。慣れると退屈だからだろうか?」を思い出した) より強い刺激を求める心は、リアルな「苦」をもマゾヒスティックな「楽」に変えることもある。
・「楽」も「苦」もすべて消えていくことを知ること。あらゆる執着から自由になること。
・中性(ニュートラル)で「ありきたり」なものに踏みとどまる勇気。

今ここにいる。平常心で眺める。

しかしそうすると、何のために生まれたのだろう?

天命? ……「天命なんてない!」と、十二国記に印象深い台詞がありましてね……(←オイ)

以前友人が「般若心経の写経にハマってる、サイコー!」からの「かなさん、やっぱり般若心経とかあのへんあぶないです、哀しさもなくなるけど嬉しさもなくなって何だか感情がなくなってあぶないです」となっていた想い出も頭をよぎり

というところから、上記のマンガが生まれてきました。
(もう少し色々あるけれど)

おしえて、ブッダさま。