※2012/03/06追記:下記に合わせて是非「元ネタ」の
「黒白二鼠の譬え」のイラストもご覧ください。
仏教を学ぶ会に参加。題目は「人間の実相」。
勝光王に向けて、お釈迦さまが説いたといわれる
「人間はどんなものか」なお話。
そのお話をまとめた絵や掛け軸もあって、
はしもとさんもまとめてみました。
これです。
●松の木:金・財・名・地(信念や友なども)
→図内に文字を書き忘れた。
●虎:死・無常の風(松の木も登れます)
●命綱の縄:寿命
●白と黒のねずみ:昼と夜(寿命をガリガリ)
●落ちてくるハチミツ:五欲
(五欲=食欲+財欲+色欲+名誉欲+睡眠欲
→ハマると限りなく使いっ走りにさせられる)
●龍:三毒の煩悩
黒:愚痴(おろか)、赤:瞋恚(いかり)、
青:貪欲(むさぼり)
・・・・・・
ちょっと待って
これじゃ寿命が切れても死ねない
とそれはまぁさておき
「『私』=人間はこういった存在だ」
お釈迦さまはそうおっしゃったのです。
「人間、なんという上に下にハイリスクな
生活をしているんだ!」
「こりゃあ後生の一大事だ!」
というわけで、
この位置から逃れる術を考えてみました。
龍に向かっても深海で溺れるだろうし、
肉体的進化(翼が生える)は気の長い話だし、
死をたこ殴りにする・・・とか
やはり「死」と向かい合うしかないのかなー
そもそも逃げてはいけなかった、
食われれば良かったのか、なんてことを考えながら
話を聞いておりましたが
会に誘ってくれたSさんが、質疑タイムに
「なんで『死』が『虎』なんですか?
もっと良い物で表現すればいいんじゃないか?
宗教の洗脳では???」
などと極めてアグレッシヴに発言していたのが
印象的でございました。良い意味で。
(それ以外の発言もおもろかったw)
「あーそうじゃったー!!」と。
「お題は問題ない?」という目線で回答模索して
いなかった自分への気づき、膝を叩かされました。
ちなみに、この会は「親鸞会」という
仏教では傍流的な会(カルトとも言われる^^;)に
所属する講師さん主催だったようです。
何を以て「カルト」と言うかは色々ありますが
上記の図は「本来の書(仏説譬喩経)には無い」
というブログ記事もあり。参考までに~
何れにしても「死」との向き合い方なのか。
毎日死んで、生きる。
『葉隠』も脳をよぎったり。
生きているとは何か、
生きていることを定義する前に
死んでいることを定義しなくては。
でしょうか!?
森博嗣さんパクリ(●▽●)逆だけども
<以下は自分用の覚え書き>
・ポール・ジャネの法則(ピエール・ジャネ?)
「心理的な時間の心理的長さは、年齢に反比例する」
・アラヤ(蔵/しまっておくところ)
ヒマラヤ=ヒム(霊)+アラヤ、阿頼耶識(識=心)
・独生独死独去独来
戦国武将の辞世の句、キュブラー・ロス『死の瞬間』
・信疑一如⇔明知/真知、解=聴聞型=寺は聞法道場
・コロコロ→心→心に串をさし動かないように=必
・因果の法則/自業自得(カルマ)
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