多夫多妻制


縁、後ろ髪をひかれる縁、といえば
家族で旅行に行った際に釈迦寺で偶然少しお話した方(推定60歳↑)
もっとお話したくて、心と後ろ髪がミシミシしました。

九品印という、仏さまの手の結び方の種類。
阿弥陀如来はお迎えに来る時、その人の品性や知性に合わせて
手を結んで(印を結んで)来るそうです。


それって最後の最後にショックじゃん!
「なんで人生の最後にのど自慢(ゴング)風やねん~!!!」

「きんこんかんこんきんこんかん(上品印)」
だったら良いけども。

藤原道真は亡くなる寸前「迎えに来てくれ、来てくれ」と
仏像と自分を紐で縛っていたらしい……

「歴史は面白いけど面白くなくて(材料が限られているから)
 言われたり聞いたことを疑って裏付けを取るのは大切で」
「なかったと証明できない=あった、とは出来ないと思う」
「『龍馬』のドラマは歴史を創作&公開している、そういう日本に
 今はなったのだなと何だか寂しいような気持ち」
「ただ、材料の中からヒントを得て1人で想像するのは面白い、
 例えば、あの将軍は浮気相手のお南をこの地に置いたのではないかと
 自分の仮定を検証するために地を訪れてみたり」


そんな話を、仏像の前にて、短時間。

「この菩薩さまは印を結んでいないですね、不思議です……
 今日も帰ったら早速調べないと……!」


すごくツヤツヤした瞳で(真剣&いたずらっ子のような)
吸い込まれてしまう、魅力的な話し方でした。
あぁ……もっと話したかったなぁ……!!!

また出会えますようにと祈っております。
絶対絶対また出会えますように。

&仏教も知りたくなってきた。
(えぇ。好奇心・安請け合い女ですから)
(2008年4月7日の日記より)


森博嗣さんの本は「冷たい炎」の感触。

もちろん謎解き自体も「ほー」「やはり」という部分もありますが
(しかし東野圭吾の
 『ミステリー小説を読む読者の大半は
  本当に推理などしていない、競馬と同じでオッズをつけて
  大穴・本命・・と誰が犯人でも推理が当たった気がする』
 という皮肉った小説も、的を得てるなと思いながらwww)

森博嗣さんの本は謎解き自体より
哲学・心理学的な、考えさせられる言葉……が面白い。

以下抜粋&略式。

『生きているという事象は、どう定義されるのか』
死ぬという定義の前に、生きていることを定義しなくては
『生きていることの定義について、私が思うのは
 自己防衛力、自己繁殖力、エネルギー変換を行うこと
 そして、その定義ならば起き上がりこぼしも生きている。
 コンピュータもコンピュータウィルスも生きている』


『既存の定義に惑わされてはならない。
 定義は自らすることで、意味のあるものとなる
『定義できるものが、すなわち存在するものである』


『見えるものを実際に見ることは大切なことだ。
 だが見えないものを見るのが、人間に許された【思考】
『今見えているものが全て真実とは限らないと知ることだ』


『思考することにより自由になる、それこそ人間の特権であり
 ただ息をして思考を止め、自由を求めないなら動物と同じ』


『環境破壊を出来ることで繁栄出来たのが人間という生物』
環境破壊を止めるためには人間が活動しないこと(未来)――
つまりバーチャル世界で外部とのリンクを全て済ますこと――

そもそも人間は他に認められたいと外部リンクを求めるが
自己範疇外または拒否される反応を大抵求めてはいない。


『人間の最も弱い部分とは、他人の干渉を受けたいという感情だ。
 人に好かれたいと思う感情が、通常、その人間の
 思考領域を限定する

しかし人は同時に誰しも弱い部分を克服し、
強くありたいと本能的に望んでいる。『それが安全だからだ』


以上のことを踏まえまして、結論として
多夫多妻制の導入を検討してはいかがかと……

あっ、そうですそうです、少し前から酔っ払うたびに
叫んでるやつです たふたさい

以前から、天皇子孫問題や少子化問題を考える時にも、
心には【多夫多妻制度】という言葉が浮かんでおるわけですが

妄想いきます。

■選択の幅が広がる。

結婚という概念自体、互い+周囲との契約である
 とすれば、その契約が守られるなら重婚もOKである。

 「既婚だから愛人・・」というセリフはなくなり
 「養う?OK、契約守るから第二伴侶になって下さい」になる。
 【既に伴侶がいる事実と次の契約が結べないのは別物】
 不倫というリソースの無駄遣いは減るかもしれない。

恋愛という概念自体、弱さからくる妄想だとすれば、
 その時々で取捨選択できることの強さが得られる。

 「自分は相手ひとすじだから!相手もひとすじがいい!!」
 と思うなら、初心忘れず他に流れないよう自己を磨くこと。

良い遺伝子を選択するように自然淘汰される。(多分)
 「周りが既婚者ばかりだから独身」というセリフはなくなり
 「自分に魅力が足りないかも」と現実に直面。
 (契約合意失敗(拒否)という場合も想定できるが)

■家族会議が大人数、派手になる。

■「自分だけを愛して」なら、その契約成立させればヨシ。
 (その契約後に他の愛が芽生えたらどうしようか……)

古来の文化復活。めでたし。

いやいや正当な古来といえば【一夫多妻制】、
最初考えたんだけど、それは現代と合わんよなぁと。
ジェンダーフリーとか、芽生えた男女平等とか。

女性が稼げるからこそ環境的には結婚しなくても良くなったわけで
解決方法として【一夫多妻制】は違うなと。

しかし「六人で夫婦、若い夫三人妻三人』みたいな構成あると
スワッピング的な【AVもビックリ!国家】になるかちら。ドキドキ。

想定はもっと、なんだろ、優美で華美な平安調の……

■1夫に多妻。【妄想】
 「最近あの人・・元気ない気がします」
 「そうね、今日は一緒に料理でも腕をふるいましょうか」
 「(妻二人で)おかえりなさい」
 「ただいま。おぉ、とても美味しそうな香りだ」

うーん。男の夢くさいな。
旦那×妻1で料理して妻2を待つほうが良い妄想だったか。

■1妻に多夫。【妄想】
 「来月から新しい夫が増えます」
 「え!俺より年下?」
 「きっと僕よりは年下ですよね?」
 「それが二人よりも2回り年上なのよねー」
 「ぐぇっ」
 「独占できる時間が減って寂しいけど・・・おめでとう」
 「やだ!俺は反対!」

うーん。子供が出来たら誰の子判定とかあるのしらん。

■多×多。【妄想】
 「あなた今日は誰と過ごす予定?」
 「あぁ第二夫人」
 「あの子ツワリがひどそうだから優しくしてあげてね」
 「分かった、明後日は君とゆっくりするよ」
 「待ってる。今日は第三夫と過ごすわ」

うーむむむ。。。


ひとまずこんな感じで。


ところで、劉備が孔明や関羽などの名士名将たちになぜ支持されていたか
「どこか頼りなくてサポートしたくなるからだ」
というMさんの案に1票だ。(Iくんも同じこと言ってたけど^^)

『あらゆる課題は、
 現実と理想、あるいは
 事実と理論の間のギャップにある』

『それを自覚することだ』

『お前たちを悩ませているものの正体は何だ?
 そう、それを自問しなさい』

0 件のコメント:

コメントを投稿