ゴールから始まる東洋哲学『史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち』

さっそく『史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち』読んだ。
さすが飲茶さん、ユーモアたっぷりで分かりやすく面白かった。

西洋哲学が足し算だとすると
東洋哲学は引き算だな
と、
感じていたことを改めて確認(違うかもだが)。

(あと「言葉が混乱を作る=不要」とか
 「情報を消す方向で編集方法ないか」といった
 自分の戯れ言も「この方向性か」と思いつつ。
 まぁこれは模索中なので横に置こう)


以下、自分的ポイントを要約します☆

◆西洋哲学は、積み上げ式のドラマであり
 途中の「18話(サルトル)」から見ても分からないが
 「1話からあらすじ(哲学史)」を
 ちゃんと順番に追っていけば理解できる。
◆東洋哲学は、いきなり最終回の
 「犯人はこいつです」とクライマックスがあって
 その1回で放映は終了。

◆(人間は解釈して何かを作り出そうとしがち
  =最初の教えと違う方向へ進みがちなため)
 龍樹はことさらに
 「無いの!無いの!
  そんなものは無いの!」

 と徹底的な否定を強調せざるを得ない状況だった。
 =般若経(空の哲学/中論→般若心経

◆仏教の宗派は「ハシゴの種類」である。
 宗派ごとの戒律や座禅や念仏も
 「悟り(知識ではなく体験)」へのハシゴであり
 ハシゴ自体が大切なのではない。

◆東洋哲学も、西洋哲学も、
 結局「結果」が出せていないという
 明確な事実(歴史)があるのだから、
 まだ改善の余地があるのだろうと思う。
 そして今はネットで簡単に「知識=先入観」が
 得られてしまう=先入観ない「体験」を重視する
 東洋哲学の基礎を揺るがしている。
    ↓ ↓ ↓
 今までの哲人たちも時代毎のアプローチをしてきた、
 この時代この場所だからこそ生み出される
 「歴史の進展」が必ず起きる。

最後のまとめも、心から賛同。
なので「彼岸寺」も心から応援している。
きっと「歴史の進展」に至るには仲良し以上に
何か、ハッと突き抜けるパワーが必要だろう
とも思っているけれど・・・

とにかく、このシリーズは面白すぎる。
今回の「東洋の哲人」軍に
私の一押しである空海さんがいないのは残念でしたが
(天才すぎ。ポジティブすぎ。大好き)
最強の哲人たち。第三作目も楽しみですな〜☆

※第三作目の予告(あとがき&表紙裏より):
東洋の哲人5人×西洋の哲人5人の
「東京ドーム地下闘技場」ガチンコ対談バトル!
中東からの哲学者も参戦!?

西田幾多郎:
  なァ、道元さん、
  一緒に散歩しながら哲学してみましょうか
道元:
  クックックッ、西洋哲学者って奴ァ・・・
  とろけそうなほど甘い
  哲学したいというなら黙って座っていればよろしい・・・
  このようにッッ!


※ちなみに第一作目(西洋の哲人たち):

こういう仏教へのアプローチの仕方を見ると
↓この般若心経・ロック&新訳を思い出しますね〜☆

超スゲェ楽になれる方法を知りたいか?
誰でも幸せに生きる方法のヒントだ
もっと力を抜いて楽になるんだ。
苦しみも辛さも全てはいい加減な幻さ、安心しろよ。

この世は空しいモンだ、
痛みも悲しみも最初から空っぽなのさ。
この世は変わり行くモンだ。
苦を楽に変える事だって出来る。
汚れることもありゃ背負い込む事だってある
だから抱え込んだモンを捨てちまう事も出来るはずだ。
・・・

(新訳の続きは、歌詞リンクをクリックして
 ニコ動で聴いて(読んで)みてくだされぃ)

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