「尊敬する人は?」に対する回答案~流れを変えるために


「お互いの尊敬する“人物”を発表し合って
 コミュニケーションと仕事の円滑化を図ろう」
という「???」な取り組みが自社内の一部で
なされかけていて、横で聞いていてドン引いたとP。
(Pに「にわこは誰かいる?」と聞かれ
 「幼い頃は、持統天皇とかかなぁ……しかし今は
  素敵なポイント学ぶ!はあれど、人物全体ではないなぁ」)

「あなたの尊敬する人は?
 憧れている人は? その理由は?」


確かに仕事として会社でそれはドン引くかも。
しかも「尊敬」「憧れ」には、ある種の
宗教に近い崇拝、盲目、理想の押しつけ、
のようなものを感じる。
+誰かを崇拝する限り、完全なる崇拝される側には
なれないのではないかというイメージもある。

さて、この変な質問の流れを変えるとしたら
どう回答すると良いだろうね?
 とPと妄想対話。

たいていの人は「竜馬」「信長」「アインシュタイン」とか
「野球のだれそれ」「経済界のホープの」とか
ありきたりだと「両親」とか答えるんだろうね~
それでどうしたの~聞いてどうするのよぉ~っという
歪んだ妄想対話、以下はその中で出てきた
「流れを変える回答案」の一部です



「あなたの尊敬する人は?
 憧れている人は? その理由は?」



《流れを変える回答案その1》

「徳川綱吉公ですね」
「自分も小さい頃から犬を飼っていて
 犬が大好きで大好きで、」



《流れを変える回答案その2》

「今上天皇でしょう」
「え? 理由? 理由がいるんですか?
 まさかあなたは天皇をry ふ・ふけry」



《流れを変える回答案その3》

「私以外のすべてのもの・・・です」
「私はとても未熟な存在ですので
 すべてのものは、私を導いてくれる
 有り難い仏です」



他にも、「アニメのキャラ」「キリストやブッダ」
「毛沢東やカダフィや、過激思想またはテロリスト」
などの方向で流れを変える案も出ましたが、
「うっわ!こりゃ確かに流れ変わるわ!」と
Pと私と双方が至極納得、首肯・首肯したのは
上記3つの案でした。
(まず「誰それ?」となる人物では×)
(綱吉公レベル=驚き政策&皆が知っていそうな人物が
 他にいないか? とも話しましたが、
 ワーグナーに金つぎ込んだり狂王と呼ばれた
 ルートヴィヒ2世などは「月の王」的カッコ良さが
 後世で確立しているから×か。などパッと候補出ず)

他にも「これどうよ!」案がありましたら是非。

しかし、この質問って意図が謎すぎますね。
と思ってググったところ、企業の採用試験でも
よく聞かれる質問だとか!?

なぜ個体の「人」全部で捉える必要が???
良いところも悪いところもあるのが「人」ではないか。
「これまでに真似したいと思ったこと、または
 真似してきたことはありますか?」
で良いではないか。
歴史に名が残るような方は、アーティストもリーダーも
やっぱりどこか変なところを持っていると思うよ。
その中で「この1人を全体的に尊敬」と特定せず
「この人のこの部分、あの人のあの部分と、その部分と」
少しずつ吸収すれば良いのであって、なぜ質問する側から
「1人を挙げよ」と思考を固定させようとするのだろ。
こんな質問しているから「少し予想と違う行動されると
『あの人は違った』と全否定」「1か0か」な人間が
出来てしまうんではないか! などと思考跳躍(笑)。

企業人事の方、その質問の意図は何でしょうか・・・????

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