「多様性を受け入れ」と言いながら「自分の子育て観的に合わない」一考の余地アリアリだろ……という状況があります、それは次回にまた……。」
と書きました。今回は、そんな内容です。
そんな内容をさっそくマンガに描いてみました。
すみません。気づいたら、娘の初恋(?)を描いていました。
優しく相手してくれた、素敵な小学生。
「こういう子が沢山いる社会なら、どんな子もハッピーに生きていけそうだ」
子どもは身近な大人を見て育ちます。きっと親御さんも周囲に優しい方かもしれない、この子を育ててくれた大人の方に、つい感謝してしまいます。
優しさを受け継いだ子がまた大人になって、周囲に優しさを手渡していく……「子育てしやすい社会」もそうやって出来ていくのかもしれません。
子どもを幸せにするのは親? 社会?
一方、先日近所の公園で「他の子どもを無視」する親御さんを見かけてしまいました。
そう、これが今回の本旨です。無視する親……残念ながら、いるんです。「自分の子ども以外かわいくないし、他の子どもに声かけられても無視しますよ。自分の子どもに触れてほしくないし」インターネット掲示板等にも堂々と書かれていたりもします。
「自分の子どもだけがかわいい」「他の人間はどうでもいい」
そう思えてしまうのは、親の脳内に分泌される、愛情ホルモン“オキシトシン”の「愛情により排他的感情になりやすい」というデメリット作用もあるかもしれません。
しかし、ちょっと考えてください。
私たち大人の行動が、社会をつくっています。子どもたちはその社会の影響を受けて生きていく……自分の子どもが他の人間に話しかけて無視される社会。そんな社会で、平気なのでしょうか。
……子どもを本当に幸せにできるのは親なのか。社会なのか。
……本当に子どもに幸せになって欲しいなら……
※「(無視は)最低」言葉遣いが不用意でした。謹んで訂正いたします(2015/7/1)。
「子育て」は「親育て」、そして「社会育て」になっていく
Commons.Jpサイトが立ち上がった時の記事「赤ちゃんにやさしい国をつくるために、他人の子どもを愛することからはじめよう」を読み、激しく共感しました。
「子育ては親育て」とよく言われますが、さらにそれは「社会育て」につながっていくのではないかと感じています。それぞれはとてもとても微力だったとしても。
あなただったら、あなたの子どもがどんな社会で生きていけたら嬉しいですか?
私たちは子どもたちに、どんな社会をプレゼントできるでしょうか?