思春期たちに全力で見てほしいアニメ『宇宙よりも遠い場所』の爽やかさとエグさ

「子供たちが友達と出かけるようになったら時間ができて」

「へーじゃあ何してる？」

と友人に聞きながら、「そうしたら何するんだろう」と自分をのぞき込む。

子育て前に好んでいたもの。アニメ。読書（金融資本主義の次に仏教宗教哲学に昭和の歴史に）。オペラにレゲエにクラブ音楽。恋愛シミュレーションゲーム。漫画を描く。旅行＠会いたい人を訪ねる……これらにも改めて帰るんだろうか、帰らないんだろうか。

というか、最近放送終わったアニメ【宇宙よりも遠い場所】（ http://yorimoi.com ）思春期たちに全力で見てほしい！！！

ワクワク前向きな爽やかさと友情まわりのエグさが絶妙です。斬新な展開には欠けるかもしれませんが、大人（私）も毎回ズビズビいってましたので大人のお友達もよろしくお願いいたします……！！！！！（こいつアニメには帰りかけていやがる！）

エグさとズビズビの事例：落書き参照👆

花さんも一緒に観賞。

つい一昨日、花さんが「弟ばかり可愛がられてる気がして寂しい」と震え泣きした。

「分かる」「長女としてその感覚が分かる」と思った。

だけど、「そうじゃない」「親としては全然そうじゃなかった」と思った。

先日伺った、「孫に『お母さんはずっと寂しかったんだって』『もう取り戻せないよ』と言われてやっと子供の想いを知った」という話も、心に残り……

子供が育っていく時系列を視点を変えて何度も追うことで、育っていくのは子供だけじゃなくて大人こそではないかということが、改めて脳裏をよぎる。