今日は、仮面ライダーリバイスのハマりポイントを伝えたい。
「絶対的ではない正義」2021年バージョン
仮面ライダーは、「悪」に改造された怪物が(人間側の)正義の心を取り戻した存在。
そもそもが悪と善の境目にあり、いつも「絶対的ではない正義」が描かれる仮面ライダーであるが、2021年の先端ヒーローはついに……
「自分の中の悪魔と対峙する」が中心テーマへ!!!
私は「心の声を聞けば大丈夫」「ありのままの自分と向き合えばOK」といった言説に、いつのころからか違和感バリバリである。
その違和感が「それそれ、それだよ」とストーンと落ちてくる今作、「仮面ライダーリバイス」。
誰もが心に悪(悪魔)を秘めている。
「私を見てほしい」という渇望、「我が子は悪くない」という盲目、「兄ちゃんばかり」という嫉妬、「無敵でありたい」という傲慢、などなど……
バイスタンプと呼ばれる道具で胸を押すと心の悪魔が飛び出す世界で、登場人物たちの👆上記のような心の悪魔たちが具現化していきます。
心の声と本当に向き合ったら、きれいな声が聞こえるだけじゃなくて悪(悪魔)もいるよって、だいぶ面倒臭いし爽やかなゴールだけじゃないよって、
少し前、FBコメント欄であったやりとりの
「(子どもの好奇心が起こした事件への対応が)【取り上げる/持たせない】だったんだよね。子供のワルイ子の部分に真剣に向き合うのは面倒臭いって社会が言ってんだよね」
が、脳裏を何度もかけぬける。
(ちなみにFBやりとりは、その前段の実話コメントも素晴らしき……:
「一定の親は『自由な遊びに親しんでほしい』と言いながら、親のエゴ@親の価値観の範疇の中だけで縛る、子どもはそれを察して自由に遊んでる姿を演じるが、本当に自由にさせたらゲームをやりたがるし、めちゃくちゃ性格悪いところを見せ始める」(要約)
……残したいので書いちゃう🙏)
「父さん、ちゃんと俺を見てくれよ!! 俺は悪いことしてるんだよ!!?」
息子を庇いたいお父さんから飛び出した悪魔は、息子の悪事を指摘する先生や警察をやっつけ続け、それに対して息子が泣き叫んだ第七話で、「リバイス最終話まで見るぞ」が確定しました。
心の悪魔と向き合うリバイスたちを見たすぎて、我が子たちよりも率先して「リバイス最新話がある!見ようね!」鼻息荒く言ってます。
最近は子どもたちも「それより妖怪ウォッチとかがいいんだけど」などと食傷気味、そろそろ私1人で仮面ライダーを視聴する未来が見え隠れしてきました。
以上で、私の中の悪魔の話を終わります🙏
毎話、名言が飛びだす仮面ライダーリバイス
アギレラちゃん可愛いぃぃぃ……
アギレラ(👆イラスト赤髪)もさくら(👆イラスト緑髪)もどこか危うくて、危うすぎて、果たしてこの後どうなっていくのだろうか!?
アギレラ「この世にはいろんな幸せの形があるの」
※人間のまま悪の一員として動いていることについて「幸せよ」と表明……本当か!? 育った環境の中で、洗脳されてないか!?
さくら「ごめん。私全然弱かった。でも自分の弱さを受け入れた私は、無敵よ」
※と言いながら、弱い悪魔を外に追い出すことで強いヒーローに変身するさくら。それ、受け入れているのか!? そして弱さを受け入れたら本当に無敵になるのか!?
追伸:大きいお友達のお友達、ボカロMusicに加えこの界隈でも大募集です……!(私よりライダーマニアな1家族がすでにいるが😄)
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全ての人の心に、天使(善)も悪(悪魔)もいる
まさにこれである:
自分や他人をいたずらに「善き人」に見立てることなく、善と悪の間で揺れ続けるしかありません。いつでも「善くありたい」と切望しながら、一方で自分の裡(うち)にある悪の手触りをジリジリと感じ続けるしかありません。
そして、これである:
4000人に奢られた上での偏見だけど、『本音』に固執し、『演技』を嫌う人は、究極の自己否定に陥ってる。彼らが『本当の自分』と呼ぶのは、実際は『理想の自分』にすぎず、実態はない。理想から外れた自分を『演技』と呼んで、『自分以外の何か』として処分するから生きづらい。お前を殺してるのはお前
— プロ奢ラレヤー🍣 (@taichinakaj) December 14, 2021
自分の中の悪と向き合いたくない人へ:
善も悪も、単純に、人(あなた)が判断していること。それだけだよ!
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