【読書】奥田英朗『ガール』 2007年09月25日02:57(mixi日記より)


※mixi日記からお引っ越し

久々にまったりフィクション娯楽小説を読んだ。
奥田英朗『ガール』。時事や色々書ける人と思っていたが
女性の葛藤までもリアルに描くとは。30代女性の短編集。
日常些細に衝突する、世間と内面、仕事や結婚、年齢。
書かれてる女性達は大手キャリア風ではある。
でも女性には『分かる』て部分が、多大な予感!?

結局、奥田英朗的には何が言いたかったのだろう。
年齢を重ねるということは背景も移行していくということ。
その中で如何に自分に『YES』と言ってあげられるか?

または? その裏? 単なる現代像?

印象に残った言葉は
『仕事しててもしてなくても
 結婚しててもしてなくても
 子供がいてもいなくても、人生半分はブルーだよ』

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久々に会った珈琲豆店の息子くんは
『ここ1年、万全な体調の日なんてないっ! つまり
 もう取り戻せないんだよねー笑』と爽やかに笑ってた。

『最近眠気がひどすぎる時、吐き気まで~』と
大好きな大先輩に弱音を吐いたら
『そうそう、身体は少しずつ弱ってくからね、
 そうしないと死ねないじゃん』
とニコヤカな返答。

その時は『あぁ変なこと言わせてしまった』
吐いた弱音への後悔が強かったけど、
いつまでも若い身体
=いつまでも何でも出来る
=いつまでも生を謳歌出来る
=死ねない


本を読んで思った。ハイ! 私は全然元気。
『今を大切に』だ。

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大好きな大先輩60才UPの『女性』は2人いて(祖母除く)

一方は前書いた気もしますが、
航空会社勤続→外国人と結婚→親=名家から勘当
→サイド・ビジネスで個人の輸入店を開く
→忙しく飛び回っていたら夫の浮気が発覚し離婚
→子供達に愛そそぎつつ自由にバイト等もしつつNOW

普通にオーラ大好きなもうヒトカタの道、聞きました。

?(最初は不明)
→夜の店を持つ(見守ってくれる旦那様も現る)
→知り合った仲間と全国・世界のオカマを集めた店を開く
→それがキッカケでまた他の会社とも関わり
→諸々のNOW!

お二方とも「大事な道」ポイントだけ抜き出して
えらく短くまとめてしまいましたが
一行一行の中身は深くて厚いって話ですが

だからこのオーラなんだろうかって。

素敵です。
力強さ。逞しさ。笑顔。飲みも!?笑

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素敵を感じる人って大概、プチでも波乱万丈。
話を聞いていて赤ん坊になる私。

『頭が良くて頭がキレる、これ重要!』大先輩談話。

頭ねー、キレんだぁなぁ。

何か欲しいけど明確に何が欲しいか分からなくて
グズグズ言ったり日記書いてる……(笑)

あっ!?
つまり頭がキレる人が欲しいのだ。
キレる人募集~~~



安易にまとめるキレのなさ。

でも関われた全部が良かった、だから今この道で良かった。
得たものと得なかったものはあるんだろうけど。

「ワーキング・プア」関連の本も読んでみた。

「皆が幸せに金を持って~」
資本主義の結末として、そんなんあるのだろうか。

まず、金があるとこに金は集まる。
「こうしたら!」と気づいて実践した人には金は集まる。
既存体系の脇に乗っかっただけで集まるわけないもーん。
また悩み混じりの書き捨てグチグチ

『ガツガツしすぎないことが良かったかな』大先輩談話。

誰・何にしても、目標までの山谷も楽しめる道かぁ。。。

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素敵な人は素敵。(金曜日のKさんも改めて素敵と感じた)
素敵はどこから現れるのか。
素敵な人は深くて柔らかくて固い。
で、まだ出会えてない素敵な人はもっと沢山いるんだ


あっ!?
人間の「素敵」に触れる道は私的にとても楽しめるから
(そりゃ大多数の意見だろう)
ヨシ、『素敵会社』なんてどうだろう。
「この人このように素敵です」

(マニポイントとターゲットはどこだ)



うーん、私の素敵はどこで迷子になってるのかな。
アルコールで飛んじゃったかな。
アリエール。

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『人生、現状で落ち着くなんてことない、
 色々なことが起こるし色々なことと出会うから、
 だから楽しまないとね!』
大先輩談話。


最初の本に戻って、
別に世間の論とズレててもいいじゃない、
自分が『YES』と感じる方向に向かえばいいじゃない、

そういう奥田英朗の声も聞こえる気がする。

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