『宇宙をかき乱すべきか—ダイソン自伝』


「技術は必ず発展する」

「核開発に参加・生物学に興味・宇宙科学に没頭」
といった経験を持つ学者の自伝。
自伝なので、気軽に文学や音楽などを引用してあり
読みやすいが内容は難しい。

「科学技術の発展は、核が原子爆弾となったように、
 生物学が生物兵器やDNA操作の危機があったように、
 いつも発展が正しいとは限らない。
 だが人間は進んでゆき、宇宙に広がるだろう」

著者の感性や観点から歴史を見ることが出来る。
賢い仲間達が近くにいることの切なさも感じたり・・・
誰でも自己弁護したい・・・
色々濃いものが詰まっている。

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