(Commons.Jp寄稿)ピリピリ割れやすいオヤタマゴに、笑顔を。|コロガルオヤタマゴ VOL.02


(Commons.Jpサイトに寄稿した内容です)

乳児期(1〜3か月頃)、あの何ともいえない「ピリピリ」外出を振り返ってみました。皆さんは外出、どうでしたか?

「こいつの生命力、弱すぎ……?」の衝撃。

「世界が襲いかかってくるようで怖い」
「でも私はこの子を死ぬ気で守るよ……!」
今思うと、ひどい形相でろくでもない妄想をして外出していました。
ですが、当時は内心、本当に切羽詰まっていました。

オヤタマゴたちは内心ピリピリしています
そんな緊迫した精神状況だから、周囲の些細な反応がザクリと心を直撃。
追い詰められた感覚になって「私には子育てムリかも」子育てを放棄しそうになる気持ちも、身に染みて分かりました。
常に感じる、赤子から全力で委ねられる「命」のプレッシャー。
また同時に、些細なひとこと「大変ね!」やこちらに向けられる笑顔がギュッと心を包んで支えてくれたりもしました。
だから、出来ることなら 街で見かけるオヤタマゴたちに「しかめ眉」「否定的な言葉」でなく、「大変だね」「大丈夫」「笑顔(の言葉)」を分けてもらえたら嬉しいです。子育てというでこぼこ道、最初の一歩が少しでも進みやすくなるように……。