『花を売らない花売り娘の物語』マーケだけの本ではない


マーケティングの本です。
面白いです。でも、マーケティングの本なのに
ギリシャ神話の話があったり、日本書紀・神代の
文章があったり、哲学やゲノムの話を交えたり、
ボリューミーです。

序章で「コンピューターと比べて人間のほうが
優れている点はどんなことでしょうか?」という
問いかけへのアンサーが書いてあります。

「私見ですが、人間にはマシンが真似できない
素晴らしい能力があります。」

それは次のとおりです。

・清らかにしなやかに「嘘をつく」
・ひたむきに凛々しく「間違える」
・おおらかに爽やかに「忘れる」
・誇り高くあでやかに「罪を犯す」



さて、この序章を読んで気になった皆さん、
本の中の一節で、橋本が吹きだした部分を
ぜひとも、ご紹介(引用)したく。


「お風呂は健気にも『お風呂が沸きました』と
知らせてくれます。(中略)
今後、ほとんどの機械や道具は
喋り始めることでしょう。
コンドームは『お楽しみのところ誠に恐縮です。
我が社の製品は世界一の品質と高い評価を頂いて
いるにもかかわらず、おふたりの愛に負けました。
おふたりの摩擦熱に耐えかねて、
 たった今、破れてしまいました

と落ち着き払って告白することでしょう。」


喋る機能つける前に、品質のほう頑張ってくれ・・・!

本日は以上です、編集長!

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