「いる」ことができる世界。『学校は誰のもの?』『子供の傷つきやすい こころの守り方』『居るのはつらいよ』



少し前に読み終えた本3冊。 

『子ども主体の学校へ、いま名古屋から 学校は誰のもの?』

「そもそも教育とは何か」 
「どんな教育がよいと言えるか」 
名古屋の取り組み・リアルな実例。 

「なごや子ども応援委員会」っていいな。 

「いる」ことができるコミュニティづくり。 すべての子どもも大人も、「ここにいたい」「ここにいてもいい」と感じることができる世界。 

そのためには、対話(子ども大人全方位)。 

子どもたち取り仕切ったという主体的な運動会の話がとても興味深かった。種目もめっちゃ面白い。こういう運動会がいい。

コド看『子供の傷つきやすい こころの守り方』

最近、特に姉について「もう小5なのに!?」と口うるさくなってしまい、反省と振り返りのために、一読。 

  • ルールを守れないならルールのほうを変える。 
  • 相手の立場にたつとは自分の価値観を疑うこと。 
  • 聞く・見守る。 
  • 余計なひとことを言わない。
💦 はーい。

東畑開人『居るのはつらいよ』

ただ「いる」ことの難しさ。 

「いる」を支える空間か、「いる」を強いる空間か。 

この話に書かれているデイケアだけでなく、学校も、地域も、団体も、すべて根底に「いる」があって、その在り方はどうなのかと考える。 

目に見える効果やマネタイズできるセラピー的な活動でなく

何も変わらない、ただ「いる」を支えてくれる、ケア的な活動。

ケアの価値をあげないといけないんだなぁ。 
この社会のあちこちで。

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